2024年4月11日に日本橋の高島屋で発生した純金茶碗窃盗事件。
その盗まれた純金茶碗は江東区の古物商に売却されたとのこと。
一体どこのお店が買い取ったのでしょうか?
そしてその買取価格にも疑惑が付きまとっています。
本記事では買い取った古物商や価格について調べてみました。
高島屋純金茶碗窃盗事件についてはこちらの記事をご覧ください。
犯人は純金茶碗を江東区の買取店で売却
純金茶碗を盗んだ犯人は警察の取り調べに対し、江東区の買取店に売却したと供述しています。
そこで江東区周辺の買取店を検索するといくつかヒットしました。
地図には様々店舗が存在しますが、その中からアンティークショップや買取店に絞ると以下のお店が該当します。
この中に犯人が茶碗を売却したお店がある可能性も考えられます。
- 御徒町ボンド 亀戸店 東京都江東区亀戸3丁目2−11
- おたからや 大島店 東京都江東区大島1丁目38−7
- ジャストナイン 東京都江東区北砂5丁目21−17
- 買取専門店 おたからや 砂町銀座店 東京都江東区北砂4丁目24−4
- 時代屋 ぶんめい 東京都江東区亀戸2丁目44−4
なお茶碗は無事に警察によって回収されました。
買取価格180万円は安すぎる?
犯人が江東区の買取店に茶碗を売却した際に受け取った金額は180万円と報道されています。
しかし現在の金の買取価格は1グラム約12,000円程。
そして茶碗の重量が380グラムで456万円程と計算されます。
しかし実際には茶碗は180万円で買い取りをされており、ネット上ではこの値段に注目が集まっています。
なぜここまで安く買いたたかれたのでしょうか?理由を探っていきます。
理由1 犯人が無知だったから
一つ目の理由としては犯人が金の買取価格に関する知識が無かったからと考えられます。
計画的だったのか衝動的だったのか、高島屋の展示即売会で衆人環視の中で茶碗を盗むという
どちらにせよあまり知性の感じられない窃盗事件であり、犯人の茶碗や金に対する知識もなかったため買取店に安く買いたたかれたと考えられます。
理由2 茶碗の鑑定書がなかったから
報道によると犯人は盗んだ茶碗を自前のリュックにいれて持ち去ったとされています。
いかに茶碗が本物とはいえ、買取店側からすれば怪しげな男がリュックから無造作にだした金色の茶碗でしかありません。
会場で盗んだものであれば鑑定書などは無く、その茶碗の品質を証明するものなどありません。
ゆえに安く買いたたかれたのではないでしょうか。
理由3 200万円以上の価格だと本人確認が必要なため
犯罪収益移転防止法という法律があります。
犯罪収益移転防止法は、金融機関、ファイナンスリース業者、クレジットカード業者、宅地建物取引業者、貴金属等取引業者、郵便物受取・電話受付代行業者、電話転送サービス事業者等の特定事業者に対して、顧客等の本人確認、疑わしい取引の監督行政庁への届出等の措置を義務付けられることとなっています。
つまり200万円を超える値段が付くと本人の証明書類が必要であり、そこから身元がバレるのを恐れた犯人が180万円という価格で妥協したと考えられます。
おまけ 買取店が盗品と見抜いていた?
これは邪推ですが、買取店側が盗品であることを見抜き、犯人が強気な値段で売れないことをいいことに安く買いたたいたと想像もできます。
その証拠と言えるかは不明ですが江東区の買取店は買い取った茶碗を台東区の買取店に売却したと報道されています。
そこで利ザヤをかせいだのではないでしょうか。
まとめ
今回は日本橋高島屋で発生した純金茶碗窃盗事件の茶碗を買取した店と、その買取価格についてまとめてみました。
- 窃盗犯は茶碗を江東区の買取店に売却した
- 買取価格は180万円とかなり安い
- 買い叩かれたのは犯人が無知だったから?
- 買い叩かれたのは茶碗の鑑定書がなかったから?
- 買い叩かれたのは200万円以上の価格だと本人確認が必要なため?
以上となります。
しかし茶碗が無事に戻ってきたのは不幸中の幸いでしたね。
SNSでは茶碗は既に溶かして売られているのではなどと憶測が飛び交っていました。
高島屋には今後このようなことが無いようしっかりと警備を強化して即売会を開いてもらいたいものです。
高島屋純金茶碗窃盗事件についてはこちらの記事をご覧ください。
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