静岡県の川勝平太知事が失言をし、辞任に追い込まれています。
一体どんな発言をしたのか。
過去の失言もまとめて調査してみました。
どうぞ最後までご覧ください。
川勝知事が新人職員への訓示で職業差別発言
2024年4月1日に行われた静岡県の新規採用職員への訓示において、職業差別に当たる発言をしたとして問題になっています。
その内容は以下の通り
静岡県知事・川勝平太氏の発言
情理を尽くして自分が正しいと思う信念を貫くことが大切です。そのためには、勉強をしなくてはいけない。実は、静岡県庁というのは別の言葉で言うと「シンクタンク(政策研究機関)」です。毎日毎日野菜を売ったり牛の世話をしたり、あるいはモノを作ったりということ違って、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要があります
上記の内容を新人職員たちに向かって訓示として発言しました。
今回の発言が大きな問題として取り上げられ、川勝知事は2日記者の取材を受け以下のように弁明。
「職業差別は皆無です、ありません。歓迎の言葉、励ましの言葉がこんなことになったというか、何か問題発言かのごとき状況になって本当に驚いている」
「問題発言かのごとき状況」と、一切の反省の無い発言をかまして県民からの更なる非難を浴びています。
このことを受けてか、川勝知事は今年6月の議会をもって辞任する意向を発表。
しかしこのタイミングに関してもSNS上では「ボーナスをもらってから辞任するのでは」といった意見が散見されます。
川勝知事のコシヒカリ発言
今回の職業差別発言以外にも川勝知事は失言が多いことで有名です。
その一例が「コシヒカリ発言」です。
コシヒカリ発言は2021年参議院の静岡県選挙区の補欠選挙に出た山崎候補の応援演説の場で起こりました。
浜松市で川勝氏が応援演説を行った際に、対抗候補の若林さんが前御殿場市長であったため、御殿場と浜松の比較発言として以下のように演説をしました。
食材の数でも439ある静岡県のうち、3分の2以上がここ(浜松)にある。
あちら(御殿場)はコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている。
などと同じ県内であるにも関わらず、あえて不和を生むような発言をし問題に。
この発言が問題視され、ペナルティとして給与やボーナスの返上をすることになった川勝知事。
しかし給与やボーナスを「全額県民のために返上する」と発言したものの、結局返上されてはいませんでした。
記者に返上しなかった理由を問われても、質問に答えず逃げるという小物っぷり。
川勝知事 御殿場産業フェアでコシヒカリを食す
そんなコシヒカリ発言の川勝知事ですが、令和5年の10月8日の御殿場の日に行われた産業フェアでコシヒカリのおにぎりを食しています。
どの面下げてコシヒカリを食べているのでしょうか。
川勝知事のその他の失言
その他にも数多くの失言を生み出してきた川勝知事。
- 一部の県議員に対して「やくざ・ごろつき」と発言
- 菅元首相に対して「教養のレベルが図らずも露見した」と発言
- 高校サッカーに対し「ボールを蹴るのが一番重要。勉強よりも何よりも」と発言
- 女子サッカーチームメンバーとの懇談で「磐田は元々浜松より文化が高い」と浜松を下げる
などの失言で県民の反感を買っています。
川勝知事辞任でJR東海の株価爆上げ
今回の辞任発表でJR東海の株価が上がるという事態が起きています。
それもそのはず、川勝知事は静岡県のリニア開業の反対派であり、今回の辞任によってリニア開業へ一歩前進したのではという市況の期待が株価に反映されたようですね。
とはいえ川勝知事のリニアに対するスタンスは
「私はリニア反対派と思われているが実は賛成派。ただ、推進するに当たってJR側の市民への説明不十分、未解決問題(土砂、水)への対応策が提示されていないなどの問題があるからそこに異議を唱えている」
といった感じのようです。
後任の知事がリニア推進派か否かで開業への道のりは変わりそうですね。
まとめ
今回は静岡県川勝知事の職業差別発言についてまとめました。
- 新職員への訓示で農家や酪農家を下げる発言をし炎上。
- 過去にもコシヒカリ発言で非難を浴びる
- 6月の議会をもって辞任する意向を発表
- リニア開業へ一歩前進か?
以上となります。
非常に問題発言の多い方で、年齢的にも価値観のアップデートができていないのかなという印象でした。
コメント