2024年2月7日、群馬県伊勢崎市の公園にて犬が人にかみつく事件が発生しました。
問題の犬は既に警察に捕獲されていますが、被害者は10人以上という大事に。
本記事では
- かんだの犬の情報は？
- かまれた人たちは無事なのか？
- 狂犬病の心配は？
- 現場はどこ？
などの疑問を調査してみました。
公園で突然犬が人にかみつく
2024年2月7日、群馬県伊勢崎市田中島町の西部中央公園付近で、午後4時20分ごろ学童保育の職員から
「犬にかまれて負傷した」という119番通報が入り事件が発覚。
捜査に当たった伊勢崎署によれば、同公園と田尻公園付近の子供たちが犬にかまれてけがをしていたことが判明。
被害者の数は合計12人。
その内訳は
- 7～10歳の小学生9人
- 児童施設の男性職員（63）
- 薬剤師の女性（44）
- 男性（46）
目撃者の女子中学生の証言では、午後4時半ごろに公園付近の路上を散歩していた男性のペットの子犬に大きな犬が突然噛みついた模様。
女子中学生は逃げて無事であったが、「20秒ぐらいずっとかみついていた。本当にこわかった」と話しています。
かんだ犬の情報
今回の事件の発端となった犬はどんな犬だったのでしょうか。
警察の発表によると既に犬は捕獲されており、以下の特徴が報告されています。
- 体色は茶色
- 体長は130センチ程度
- 体高さは60センチ程度
2月8日、犬は飼い犬であり犬種は四国犬であることが判明しました。
しかし体長130センチというのはあまりにも大きすぎますね。
いくつかのサイトを確認したところ犬のサイズの測り方は以下の図のように計測されるようです。
体長は首元からお尻の先までで、頭としっぽは含めません。
また体高は四つん這いになった状態から背中までの高さを指します。
これを見ると体長130センチの犬というのはあまりにも大きすぎるため、警察の測り方に誤りがあったのではと考えられます。
以下に主な大型犬の体長を明記しておきます。
ボルゾイ
| 体長 | 75～85センチ |
| 体重 | 26～48キロ |
グレートピレニーズ
| 体長 | 65～81センチ |
| 体重 | 39～57キロ |
グレートデン
| 体長 | 70～80センチ |
| 体重 | 45～54キロ |
被害者たちの現在
犬にかまれたとされる被害者の方たちは無事なのでしょうか。
ニュースサイトによるといずれも軽傷であり、被害者のうち6人が病院に救急搬送されたものの意識はあるそうです。
狂犬病の心配は？
現状軽傷とされている被害者の方々ですが、問題の犬が狂犬病だった場合には話が変わってきます。
狂犬病の犬や動物にかまれることで狂犬病ウィルスに感染し、重篤な症状を引き起こすとされています。
国立感染症研究所によると
臨床症状
感染から発症までの潜伏期間は咬まれた部位等によってさまざまであるが、一般的には1〜2カ月である。発熱、頭痛、倦怠感、筋 痛、疲労感、食欲不振、悪心・嘔吐、咽頭痛、空咳等の感冒様症状ではじまる。
中略
最終的には昏睡状態から呼吸停止で死にいたる。狂犬病は一度発症すれば、致死率はほぼ100%である。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/394-rabies-intro.html
読むほどに恐ろしい狂犬病ウィルスですね。
対策としてはかまれたら即座に病院で受診し、ワクチンを打つことが助かる唯一の道のようです。
とはいえ日本での狂犬病は1957年以降発生していないようですね。
現場の公園はどこ？
現場となったのは以下の二つの公園のようです。
西部中央公園
事件が発生したのは群馬県伊勢崎市田中島町の西部中央公園です。
時刻は午後4時20分ごろとなっています。
田尻公園
二つの公園は距離が近く、簡単に行き来できそうですね。
犬はもともとこのあたりをうろついていたのでしょうか。
まとめ
今回は群馬県伊勢崎市で発生した犬による事件をまとめました。
- 公園にいた人たちが突如として犬にかまれる
- 被害者は7歳～63歳までの男女12人
- 被害者はいずれも軽傷
- 現場は田中島町の西部中央公園と田尻公園
以上となります。
問題の犬が野良犬なのか脱走した飼い犬なのかは不明のため、情報が入り次第追記させていただきます。
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