いよいよ10月28日より一般公開の迫ったジャパンモビリティショー2023(旧東京モーターショー)。
車だけでなく様々なモビリティにスポットを当てた一大イベントです。
今回はそんなモビリティショーの中でもひときわ異彩を放つ展示品、搭乗型ロボット アーカックスについての情報をまとめてみました。
現地へ行く前にぜひ予習していってください!
アーカックスとは?
アーカックスとはツバメインダストリ社が開発した、人が直接乗って操縦できる搭乗型ロボットです。
マシンスペック
全高 | 4.5メートル |
重量 | 3.5トン |
モード変形 | ロボットモード/ビークルモード |
最高速度 | 10Km/h(ビークルモード時) |
走行方法 | 前輪操舵 後輪駆動 |
動力 | バッテリー駆動(DC300V) |
関節自由度 | 26か所 |
操作方式 | 搭乗操作・遠隔操作 |
操作デバイス | ジョイスティックx2/べダルx2/ タッチパネル |
表示システム | ディスプレイx4/カメラx9 切替え表示可 |
フレーム | 鉄(SS400系)/(アルミ合金) |
外装 | FRP/3Dプリンター(ASA) |
単眼のモノアイがカッコよすぎますね!メインカメラなのでしょうか?
アーマードコア感がすごいです!
モード変形
なんとアーカックスはモード変形機能が備わっています!変形シーンがこちら。
まさに変形ロボット!男達の胸が熱くなる事間違いなしですね!
ロボットモードからビークルモードへ変形し時速10kmでの移動が可能です。
そしてコックピットからの景色がこちら!
ロボットアニメのワンシーンが現実の物になりましたね。
可動部
多くの可動部がアーカックスを魅力あるロボットたらしめてますね!
滑らかな指の動きが凄すぎます!
メカニカルデザイン
アーカックスをデザインしたのは河森正治さんという方です。
この方実はかなりすごい人で、今までに携わってきたメカデザインがこちら。
- マクロスシリーズ
- 攻殻機動隊
- アーマードコア
- 機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー
などなど。誰もが知るロボットアニメ・SFアニメでメカデザインを担当されています。
正直アーマードコアっぽさは感じてましたがまさかデザインされたご本人だとは驚きです!
そんな河森さんの公式サイトはこちらからどうぞ。
気になるお値段は?
高機能で洗練されたデザインのアーカックスですが気になるのはお値段ですね。
というか売り物なの?って感じですね(笑)
なんとこのアーカックス
お値段4億円になります!
完全受注生産で初期ロットの生産台数は5台を予定しているそうです。
場所も金も有り余っているお金持ちか、物好きな企業が宣伝もかねて買うんでしょうか?
いずれにせよ身近にあったら見に行ってみたいですね。
個人的に思ったのはフレームの鉄材SS400とは工業用金型などに使われるものなのですが
フルカーボンにしたらもっと軽くなって移動速度も上がるのでしょうか?
そうなるとお値段は4億じゃ済まなそうですね(笑)
ツバメインダストリとは
アーカックスを手掛けたツバメインダストリとはどんな会社なのでしょうか?
公式サイトによれば
「SF映画に出てくるようなロボット」を作りたいという「志」に共感して結集した、様々なバックグラウンドやジェネレーションを背景に持つ専門家集団です。
搭乗型の動くロボットで人々をワクワクさせたい。
ツバメインダストリは、純粋にそんなロマンを本気で実現するために設立されました。
https://tsubame-hi.com/about-us/
とのこと。
今回アーカックスの制作にはお台場の等身大ガンダムの制作に携わった方も参加されているようです。
本気でアニメの世界のようなロボットを作ってやろうという情熱がアーカックスを現実の物にしたんですね。
今後似たようなスタートアップ企業が増えて搭乗型ロボットの市場が加速すれば、近い将来簡易的な操縦ロボットが一家に一台、という時代が訪れるかもしれませんね!
まとめ
今回はジャパンモビリティショーに展示されています、ツバメインダストリのアーカックスについての情報をまとめてみました。
アニメやゲームのなかから飛び出してきたような迫力あるロボットですね!
今週土日は実際に会場に行ってその迫力ある姿を観に行ってみてはいかがでしょうか?
ジャパンモビリティショー2023は10月28日より一般公開し、11月5日まで開催しています。
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