日本代表を離脱したのも記憶に新しい伊東純也選手。
2024年2月19日に伊東選手の代理人弁護士が大阪地裁へ訴状を提出しました。
その内容は告訴してきた女性2人への約2億円の賠償請求。
さらに女性側の訴状に記載された住所もデタラメというきな臭い事態に。
本記事ではそんな伊東選手の性加害訴訟に関する現在の情報をまとめてみました。
女性2人に約2億円の損害請求
今回伊東純也選手が告訴してきた女性たちに請求した金額はなんと2億243万3131円。
これは伊東選手とトレーナー二人による、女性2人が嘘の性被害で週刊誌に記事を書かせ名誉を棄損したことによる損害賠償請求です。
週刊新潮は訴えない
今回の伊東選手側の訴状の内容は
- 告訴してきた女性への損害賠償請求
- 金額は2億243万3131円
- 週刊新潮と新潮社は訴えない
と言ったものでした。
伊東選手代理人弁護士である加藤博太郎弁護士は、新潮社を訴えない理由を以下のように説明。
「週刊新潮も女性に騙されたのでしょうし、報道機関を訴えても『取材はちゃんとした』という反論で逃げられてしまう恐れがあるのです」
ニュースサイトより引用
名誉棄損の裁判においては週刊誌などの報道機関は
「記事の内容を真実と信じても仕方ないくらい、十分に取材した場合」など
結果として記事内容が事実とは違ったとしても、責任を負わずに済むことになっています。
そのため伊東選手側は、
「内容は真実ではなかったかもしれないけど、一生懸命取材はしたんです」
と言い訳できる報道機関はあえて外して、女性だけを被告にしたようです。
2億円の内訳
損害賠償の請求金額は2億243万3131円。
この金額は全て「実損害」であり、内訳としてはスポンサー契約の違約金が大半をしめます。
伊東選手は週刊新潮の報道当時、3社とスポンサー契約を結んでいました。
しかし性加害報道によって一部スポンサーとの契約は「直ちに終了」し、他の会社についても契約終了の恐れが現在もある状態となっています。
さらに伊東選手とスポンサーの間には次のような問題も。
スポンサーとして起用したことで、企業の価値が大きく損なわれたと主張して、原告伊東に対して企業価値毀損分を損害として賠償を求める意向である
伊東選手側の訴状の内容より一部引用
砕いた表現をするなら「伊東!お前のせいで企業のイメージダウンだ!金払え!」と言った感じでしょうか。
さらに報道のせいで一部のCMが放送できなくなった費用や、伊東選手のマネジメント会社からの損害賠償請求など、
伊東選手が今後支払うことになるであろう「賠償金」の総額は1億6000万円を超えています。
これに他の損害も足すと莫大なものになりますが、今回はその一部として2億円を請求するようです。
そもそもがスラップ訴訟だった?
今回の伊東選手への告訴はそもそもがいやがらせ目的のスラップ訴訟だったのでは?という意見がSNSで散見されます。
スラップ訴訟とは、
最初からほぼ負けると分かっていても、相手への金銭的・時間的な負担を発生させて嫌がらせをする目的で裁判を起こすこと。
とされています。
今回の性加害疑惑報道により、伊東選手は代表離脱に加えこれから行われるであろう裁判と、多くの負担を強いられています。
女性の告訴状に記された住所は嘘のものだった
伊東選手の性加害報道がスラップ訴訟なのではないかという疑惑は、そもそもの女性側の告訴状に起因します。
もともと2月初旬に民事訴訟をするつもりが、提訴まで時間がかかった理由として加藤弁護士は
「先方が提出した告訴状の女性の住所が偽物というか、そこに住んでいなかった。住民票も取れなかった。その調査のために時間を要してしまった」
と報告されています。
告訴状に嘘の住所を記載したり、そもそも警察ではなく週刊誌に性加害の話を持ち込むなど不審な点が多いですね。
まとめ
今回は伊東純也選手の訴状の内容と、相手側女性の虚偽の住所とスラップ訴訟疑惑についてまとめてみました。
- 告訴してきた女性2人に2億243万3131円の損害賠償請求
- 新潮社は訴えない
- そもそもが伊東純也選手へのいやがらせ目的のスラップ訴訟だった?
- 相手側女性の訴状の住所がデタラメだった
以上となります。
今後の裁判の動向が気になりますね。
事態が進展次第追記させていただきます。
コメント